2011年 07月 01日
リコー、HOYAからPENTAX事業を買収
リコー、HOYAからPENTAX事業を買収_b0082732_235996.jpgなんていうニュースが配信された。まがりなりにも、現在主力機としてペンタを使っているワタシとしては若干フクザツな気持ちではあるが、ある意味ホッとしているのも事実である。
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(以下、ニュース文。マイコミジャーナル/7月1日(金)17:10配信…より転載)
リコーとHOYAは、リコーによるHOYAのPENTAXイメージング・システム事業の買収について合意し、契約を締結したと発表した。今後リコーはデジタルカメラ等製品の一部において、またHOYAは内視鏡等において、ともにPENTAXブランドを使用する。
HOYAは、2008年3月31日付でPENTAXイメージング・システム事業をペンタックスより譲り受け、吸収合併していた。
買収方法としては、HOYAが新設する子会社にPENTAXイメージング・システム事業を吸収分割および事業譲渡により承継させ、リコーがその新設会社の発行済株式の100%を取得する方法で行う。経営権移転後も、リコーは完全子会社としての事業運営を行う予定。
リコーが今回、PENTAXイメージング・システム事業を買収する狙いは、コンシューマ事業の強化。競争環境の厳しさを増しているデジタルカメラ市場において、今後成長が期待されるレンズ交換式カメラでの事業強化を図る。そして、写真を見る、保管・加工する、コミュニケーションツールとして活用するといった付加価値サービス事業の創出、拡大を図るほか、中判デジタルカメラなどを用いた、イメージ・アーカイビング事業への参入を検討するという。
また、グローバル市場をにらんで、デジタルカメラのみならず、ビデオ会議システム、ネットワークアプライアンス端末など、よりコンシューマにフォーカスした商品サービスをユーザーに提供したいという狙いもある。
一方、HOYAは経営資源の選択・集中に取り組む一環として、本事業をリコーに譲渡する。
なお、PENTAXイメージング・システム事業以外のデジタルカメラモジュール、DVD用ピックアップレンズ、内視鏡、人工骨、音声合成ソフトウェアの各事業は、HOYAが引き続き展開していくという。
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ものすごく意地の悪い言い方をすると、HOYAは儲かりそうな所だけ手許に残し、お荷物になりそうな所を切り取って売っ払った…っていう事ですかね。別に悪意があって言うワケじゃありません。経営判断としては至極真っ当な判断だと思います。
(それに、ウチの親が使っている眼鏡レンズはHOYAですからね…って、関係ないか? w)
とりあえず、今後、三社揃って良い方向へ行ければ…と思いますよ。

by mogerand-island | 2011-07-01 23:16 | ヨタネタ甲/文字モノ | Trackback | Comments(0)


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