2006年 09月 01日
海外にイッてきたッス~26
というところで、名前が出てしまいましたね。佐渡金山 (さどきんざん)。
佐渡と聞いて反射的に思い出すものといえば、金山、佐渡おけさ、朱鷺 (トキ)…あたりが定石でしょう。
上のリンク先 (佐渡金山ホームページ) と内容はダブりますが、一応紹介しますね。
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えーと、真ん中に写っている山が左右に割れているのが分かりますか? あれは天変地異で割れたのではなく、人為的に 「割った (=掘った)」 んですね。金鉱脈が地表に露出していたのが見つかり、眼の色変わっちゃった連中が皆で 「ここ掘れワンワン!」 したわけです。
「道遊の割戸 (どうゆうのわれと)」 と名付けられております。
中に入ると、メインとなる坑道跡は随分キレイになっていました。昔は子供や年輩の方だと少々ツライのではないかと思われる急な坂の部分があったりしたのですが、今は通路をゆるやかに作り直してあったりして、いかにもという雰囲気は少なくなりましたが安心して見学できます。
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ドオオォォォンン! 出たな妖怪! …ではありませぬ。昔の雰囲気を作ろうとして、坑道内のあちこちに、このように人形がセットされています (1分の1サイズのジオラマですな)。しかもこれが電動仕掛けで、手などが動くんだ! 不気味といえば不気味…でもなんか笑ってしまう自分もいる。そういえば足尾銅山にも同じような人形があるって聞いた事があったな。
良くも悪くも現代の観光地らしいですね。私しゃ昔の方が雰囲気あって好きでしたけど。
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そうそう。感心したのは、資料展示室が昔よりも充実していた事。こんなジオラマを壁一面に組んで、江戸時代の金の精錬方法を細かく解説してくれていたりする。なんか、ものすごく工程が複雑なのね。これは結構見応えがあって、よくガンバッて作ったなあと思います。
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おおおっっっ! 小判や小判や! 見事な黄金色の小判 (当たり前ですが本物です) に眼が眩んでしまい、写真がブレています (笑)。
えー、正確に言うと、見事さではなく 「欲で眼が眩んだ」 ですな (爆)。
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もう、欲で眼が眩みまくっているので、ガラスにいろいろと反射しているわ、ピントは大外れだわ、お恥ずかしい写真である (でも載っける w)。
江戸時代の佐渡製大判小判等の変遷一覧展示である。金の産出量に凸凹があるので、小判1枚の金の含有量が時代によって37%~68%ぐらいと非常にバラツキがあります。へー、そんなもんなんだ。なんか小判って 「金100%」 のイメージがあったんだけど、違うのね (汗)。

そしてこの後、土産物屋へ立ち寄って 「石川県産の佐渡土産」 を買うのである (爆)。 チャンチャン。

by mogerand-island | 2006-09-01 19:30 | イッてきたッス/海外編-06 | Trackback | Comments(2)
Commented by タンバリン at 2006-09-02 16:37 x
左端で案内しているような人がモゲラさんかと思いましたが、
ロウ人形だったのですね。チョッピリ残念…。
Commented by mogerand-island at 2006-09-02 19:28
ぶわっはっはっは~っ! あれがワタシ?! こりゃあ一本とられましたなぁ~!

私、閉所恐怖症の気があるので、多分この手の職場では働けないかと思います (笑)。


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