最近はこんな事までやっている。
海岸沿いの休耕田を利用して、観光地によくある 「向日葵畑」 なんか作ったりしていた。何だかあざとい気もするが、観光地だから仕方ないか。
ところで、向日葵って花が太陽に向かうんじゃないの? ここのは偏屈なヤツラばかりのようで、ほとんど太陽に背を向けていたぞ (笑)。だから逆光で撮りにくいったらありゃしない。それでなくとも腕とカメラはトホホなのに (涙)。
このカットでは、遊覧船らしき小船のワンポイントが救いです。
アングルとしては、こっちの方が少しはマトモか? とはいっても、しょせん五十歩百歩というか目糞鼻糞 (失礼っ!) というか、大差は無いなあ。
あ゛っ、今気が付いた! コイツらは太陽に背を向けてまで、あろうことか車の通る道路の方を向いていたんだ! 芸能人とかキャンギャルみたいに、無意識のうちに人目がある方に顔を (花を) 向けていたのね。恐るべし、その観光地根性…。
もう、花がほとんど真横を向いているという、ショーもないカットなんですが、一応ヘボカメラマンも無い知恵をしぼって構図を作ったですよ。
後方の、灯台がある島は 「揚島 (あげしま)」 という島です。で、そこに架かっている橋は正式名称を 「遊仙橋 (ゆうせんきょう)」 と言いまして…それよりも俗称の方が有名ですね。「真知子橋」 と申します。そう、あの菊田一夫の名作 「君の名は」 で真知子と春樹が逢った橋です。
私しゃ、岸恵子と佐田啓二というキャストの古い映画しか記憶に無いのですが、当時は、木製のもっと貧弱な吊り橋 (初代の遊仙橋) でした。現在の橋は3代目だそうですが、地元では、何とか資金を集めて、初代のものに近い木造の橋にするべく活動を行なっているそうです。
それにしてもこの写真、3点とも1024×768にしてあるけど、もっと小さいので充分だったなあ…ま゛、いいか。