2006年 04月 27日
天狼星
b0082732_2293570.jpg春と呼ぶには まだ寒いこの頃
それでも黄昏 迎える町に
西日は眩しい

やがて日も暮れ ごらん始まるよ
夜空が織りなす プラネタリウム
素敵な色だね

上弦の月が落ちて行く
巡る時に連れられて
もうひとまわり 過ぎたなら
この坂にかかる 天狼星(てんろうせい)

誰よりも強く 輝く君には
みんなが心を ときめかせるよ
永遠(とわ)に そのままで

ゆるいこの坂 のぼって行けば
君のこと つかめるかもしれない
こんな僕にさえ

オリオンの星が消えて行く
連れ合う君も やがて同じ
もうひとまわり 過ぎたなら
君も眠りなよ 天狼星


# by mogerand-island | 2006-04-27 22:58 | LYRICS
2006年 04月 27日
はざかい
b0082732_22806.jpgすれちがう人は皆 空模様を気にしている
移りゆく季節に 気付いたのかもしれない

いつの日も 喜びと同じだけの悲しみがある
そんな日を憂うから ときに空は泣くのだろう

洗われるのは 心に積もった
数えきれないまでの 落書き

開きだす傘が皆 空模様を教えてくれる
こころなし うつむくのは 空が自分に似ているから

変わりゆくのは 紫陽花の色
変わらないのは 時の足音

七色の架け橋が 空の雲を溶かしはじめた
新しい季節が 巡ったのかもしれない


# by mogerand-island | 2006-04-27 22:38 | LYRICS
2006年 04月 27日
満ち潮
b0082732_223855.jpgむぎわら帽子 揺れる頃
音もなく 満ちる 想い出
空と海の 向こう側
かなでられる 曲(うた)は
知りすぎた 昨日までを
なぐさめるように
そのうなじ 静かに触れた

白い船跡 消える頃
水平線 昇る 月影
浮かぶ夢は いつの日も
よせる波に 遊び
はてのない 空と海は
どこまでも 藍(あお)く
おくれ毛を いつしか染めて


# by mogerand-island | 2006-04-27 22:25 | LYRICS
2006年 04月 24日
Un P'tit Air Dans la tete/TSF
b0082732_205748100.jpg時々、中古レコード屋 (今どき 「レコード屋」 もないだろうが) の隅っこを漁ってみると、思いがけない出物があったりする。まあ、思いがけない…とは言っても私レベルの話なので、いわゆる小市民的な範疇での出物である。
コイツも、ささやかな出物だった。珍しく、いつもの道の1本裏通りを歩いていたら、ひっそりと中古レコード屋があるではないか。何気にフラフラと入ってウロウロとしていたら、隅っこの方に何やら一山置かれている。ソロソロと近づいてみると、ジャズ&フュージョン系のCDだ。
さっそくゴソゴソと漁って何枚か買ったのだが、その中で一番安かったのがコイツ。
すごく大雑把に言うと、少々ヒネくれたフランスのマン・トラことTSFの3枚目のアルバムである(邦題名は 「シャンテ・シャンテ」 )。
 ♪
50円…おフランスの小洒落たエンターテイメントを堪能させてくれるTSFのサードアルバムがこの値段なら文句はあるまい。しかもジャケットは可愛い2CV (多分、クラブ?) のおシリの写真だ (同じ2CVでもコビの塊みたいなチャールストンなんぞ使わないところがイイ。座布団2枚じゃ!)。
きっとあの店の店員は、この手の音楽に疎いのだろう。ラッキー!
と、ほくそ笑みつつよく見たら、サンプル盤…。タダでもらったサンプル盤を売っぱらって小遣いの足しにしたヤツは誰じゃ~? w
ちなみにライナーノーツは、見た目は全然小洒落ていない 「小洒落系」 の川勝正幸であったのだったさ。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-04-24 22:08 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(0)
2006年 04月 23日
桐朋弦楽四重奏団 ’72
b0082732_1858457.jpg棚を漁っていたら、こんなCDが出てきた。正直なところ私しゃクラシック・ビギナーだし、「なんでこんなのがあるんだろう?」 と思ったのだが、ライナーノーツを読んでみて分かった。
タイトルにもあるとおり、この演奏が収録されたのは1972年5月なのだが、ミキシングを担当しているのが菅野沖彦氏だったのである。おそらく、まずオーディオ評論家としての菅野氏を認知し、しかる後にレコーディング・エンジニアとして腕を揮っていた事を知り、「どれどれ、どんなもんじゃらホイ」 と買ってみた…というところだろう。
多分、自分の行動形式とオツムの程度からして、そんなものだと思う。つまり、恥ずかしながら、中身の演奏等についてはほとんど知識が無いまま買ったはずだ。
 ♪
今さらながらによくよく見たら、結構すごいメンバーではないか。
第1ヴァイオリン/小栗まち絵、第2ヴァイオリン/安永 徹、ヴィオラ/川崎雅夫、チェロ/藤原真理…
クラシックは門外漢の自分でさえ、この4人の名前ぐらいは聞き覚えがある。小栗さんは今、大阪で活躍しているはずだし、安永さんは一時、ベルリン・フィルのコンサート・マスターされていましたよね。川崎さんはあのジュリアード音楽院で先生として教えていたし、藤原さんのCDなら他にも持っているし (もっとも、あまり偉そうには言えない “風シリーズ” ですけれどね w)。
近々、心を入れ換えてチャンと聴き直しますです、ハイ。
ラヴェルはいいけれど、バルトークがちょっと重たいかなぁ…。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-04-23 20:21 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(5)
2006年 04月 22日
Garota de Ipanema/ナラ・レオン(Nara Leão)
b0082732_17253590.jpg 「ボサノヴァのミューズ (女神)」 と呼ばれているナラ・レオンが永眠してから、もう15年以上が経つ。時の流れは早いものだ…。
1985年、彼女はロベルト・メネスカルやカメラータ・カリオカと共に来日してコンサートを行なっている。
実は、そのコンサートを観に行くチャンスがあったのだが、直前に諸々の個人的な事情が起きてしまい、結局行きそびれてしまった。しかし当時は、確かに残念な気持ちはあったのだが、心のどこかで 「また来日するだろうし、その時に行けばいいや」 と思っていた。
ところが、ふたたび来日の話が持ち上がっていた最中の1989年6月、彼女は持病が悪化して遠くへと旅立ってしまい、生の声を聴くチャンスは永遠に失われてしまったのだ。
今から思うと、後悔の極みである。
 ♪
このアルバムは、85年に来日した時に日本で録音されたものである (余談だが、ブラジルで初めて発売されたCDがこれだそうだ)。個人的に、アルバムの内容としてはこれが彼女のベスト・オブだと思っている。
なじみのある曲ばかりが選曲されているので、いわゆるマニア受けはしないかもしれない。また、バックに日本人のミュージシャンが入っているのが気に入らないという方もいらっしゃるようである。
もちろん人それぞれではあるが、彼女を聴きたい方には、自分的にはこのアルバムを薦めたい。私はコレを聴いてミューズに惚れこんでしまった。愛があれば歳の差なんて…の気概である。
ただ惜しむらくは、このジャケットデザインには何のトキメキも感じられない。せめて84年発表の 「わたしのボサノヴァ」 程度のものにしてほしかったッス。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-04-22 22:28 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(2)
2006年 04月 21日
SENTIMENTAL/山下洋輔
b0082732_1726811.jpg一般向けの音楽CDが世に出てから、ほぼ四半世紀になるだろうか。
誰もが手軽に扱えて、しかも高音質…というCDの登場は、それまでレコードとの生活を送ってきた私のような者にとっては、心のどこかにジレンマを感じさせる存在だったと記憶している。
そうは言っても、1年2年…と経つうちに音楽ソースはどんどんCD中心に展開されるようになり、さすがにオクテの私も 「こら、ちぃとマズイべ…」 と重い腰を上げざるを得なくなった頃、初めて入手したCDがこの 「SENTIMENTAL/山下洋輔」 である。
 ♪
実は、これは買ったものではない。
確か新潮文庫だと記憶しているが、一時期、出版業界で流行った 「夏に読みたいこの100冊」 みたいなキャンペーンで、カバーのソデに付いている応募券を葉書に貼って送ると、抽選でウン十名にお好きなCDやらナニヤラが当たる…っていう懸賞でもらったものだ。ちなみに、右側のサインはマジックペンでの直筆サインである (これは一応、宝物だわな)。
「はたして、こんな事で限りある人生の “ツキ” を使ってしまってよいものであろうか?」 という思いは未だにあるのだが、今さら言っても仕方ない事なので、まあ 「よし」 としよう。
で、これをきっかけにレコードからCDへとスムーズに乗り換えて行く予定だったのだが、いかんせん、当時は貧困生活真っ只中の状況だったためにCDプレーヤーが買えず、その後約1年半もの間、こいつは私の部屋の中でオブジェと化していたのだった (涙? 爆?)。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-04-21 20:46 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(17)