2006年 05月 10日
California Dreamin'/West Coast All Stars
b0082732_016472.jpgウエスト・コースト~! 藍い海~! 蒼い空~! パツキンのキレイなオネーチャン~! …もうちっとシリが青かった時分には、まるでこのジャケットのような世界が一面に広がっていると思い込んで、ただやみくもに憧れていた時期があったわなぁ。ん~っ、若いワカイ…。
で、このウエスト・コースト・オールスターズなどと大それた名前を付けた連中は何ぞや? と訝ってみたのだが、実は大それたメンバーでした。シカゴのビル・チャンプリン、同じくジェイソン・シェフ。TOTOにいたボビー・キンボール、同じくジョセフ・ウィリアムス。こんなごっついメンバー4人が、なんとアカペラで歌っている。こんな企画、考えた人間もエライが、引き受けた4人もエライ。
もしジャケットに写っているオネーチャンに 「アタシと演奏と、どっちを取るのヨ!」 と迫られたら、スマンが今回ばかりは演奏の方を取らせていただく (あ゙、この選択はマズッたか? w)。
 ♪
しかも選曲がスゴイ (下記参照)。ママス&パパス、スティーリー・ダン、ジェームス・テイラー、ドゥービー・ブラザーズ、イーグルス、ビーチ・ボーイズ、アメリカ、ボズ・スキャッグス…ド真ん中のストレートで真っ向勝負な選曲に、私しゃあえなく轟沈したのでしたとさ。
マンハッタン・トランスファーのような一糸乱れぬ超絶技巧のハーモニーでもない。山下達郎のような水も漏らさぬ完璧主義なハーモニーでもない。TAKE6やゴスペラーズとも、もちろん違う。パーマネント・グループの完成度には敵わない部分があるのは仕方ないが、その一方でパーマネント・グループが持ち得ない新鮮さがある。
夕暮れ時の薄暗い中とか、灯りを落とした深夜の部屋でな、プログラム選曲使うて⑥&⑩を続けてかけてみなっせ。泣くで~ (ホンマか? 単にトシとって涙腺が緩うなっただけちゃうんか? w)。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-05-10 22:22 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(5)
2006年 05月 09日
組曲サンダーバード/ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ
b0082732_2322419.jpgサンダーバードである。しかも 「組曲」 である。ワハハハ、思わず笑ってしまう。こんなモン、真面目に作るか?…というところでハタと気が付いた。日本も同じ事をしとるやんか。30年前の宇宙戦艦ヤマトあたりから…そういえば組曲宇宙戦艦ヤマトいうLP、買うた記憶があるなあ。うわー、笑うておれへんがな。
閑話休題。さて、組曲サンダーバードである。演奏はロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ。このオケはとにかく手広く商売 (演奏) しているから、あちこちで名前を聞く。普通のクラシックの曲を演っているかと思えば、サンダーバードも演る。世界遺産組曲なんていうのもあれば、「プレイズ・T-スクエア」 だの 「プレイズ・ピンクフロイド」 (!!) だの、まあ八面六臂の活躍ぶりではある。
 ♪
で、どうなの?…と言われれば、OKサインを出します。だって、サンダーバード好きだもん。さすがに本邦初公開のNHK放映時の記憶は無いけれど、その後のTBS系列での放映時は父親と二人でしっかり見ていました (トシがバレバレ)。スティングレイから始まるジェリー・アンダーソンのスーパー・マリオネット・シリーズは、あの当時はもちろん、今見ても完成度高いと思います…特にサンダーバードは一番全体のバランスが取れていて、ベストオブだと思います。前作のスティングレイはまだ稚拙な部分が見え隠れしているし、この後のキャプテンスカーレットはリアルに走り過ぎて、子供たちは怖いと言っていたそうです (コンピュータを使って頬を動かして表情を作る、なんていう事をしていたようでしたが)。で、結局、お子ちゃま路線のジョー90に戻り、さらに実写の、謎の円盤UFO~スペース1999へと至ってしまうわけですね。
やっぱ、これが一番ですな。ストーリーも曲も。ハイ、決定!
ちなみに、録音はアビーロードスタジオです。そう、あのビートルズで一躍有名になったア・ソ・コです。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-05-09 15:52 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(3)
2006年 05月 08日
満ち潮-Ⅱ
b0082732_22263477.jpg潮が満ちるまでの
ゆるやかなひととき
岩場に はねる素足が
とても美しい

惑わされたものは
休むことを知らず
歩き続けた人
そして 君に巡る時

流れ落ちて溶けた
鮮やかな 夕陽色(くれいろ)
佇む後ろ姿に
よぎる 時の声

こぼれかけたものは
永く忘れていた
いとおしさの証し
いつか 翳る頬を伝う


# by mogerand-island | 2006-05-08 22:26 | LYRICS
2006年 05月 08日
宵 闇
b0082732_2217382.jpg子供の吹く ぎこちないハーモニカが聴こえる
地平線 にじむ 日暮れの色に溶けて行く
一番星 輝いて 宵闇に金雀枝(エニシダ)香れば
夕げの声 つられて駆け出す 君よ

いつの日も その心 吹き続けなさい
彼方に住む 魂たちを慰めるように

家路につく人たちは こころなし微笑(えみ)を浮かべ
その胸に擁(いだ)く しあわせへと向かう
二番星 起き出して 南西に三日月かかれば
ざわめきを かきわけ歩き行く 君よ

いつの日も その想い 忘れずにいなさい
彼方にいる 魂たちが安らぐように


# by mogerand-island | 2006-05-08 22:18 | LYRICS
2006年 05月 07日
Moonlight Serenade/ベルリン・フィル 12人のチェリストたち
b0082732_0391892.jpg普段はジャズ、ロック、ポップスなどばかりを聴いている私のような人間にとって、クラシックというのは、どこか近寄り難い雰囲気を持っているような気がする。もちろんそれは思い過ごしで、多分、個々の人間の価値観の相違の問題であろうから、クラシック好きの方たちにとってはいささか失礼な思考だと認識はしている。食わず嫌いは改めなければいけない。
ただし、そうは言っても、立ち食いソバ屋&牛丼屋御用達の人間がいきなりフルコース2時間の洋食をナイフ&フォークさばきも鮮やかにクリアする事が出来るわけがない。やはりここは、まずお手軽ランチコースあたりから始めてみる…というのが現実的なソフトランディングであろう。
 ♪
で、ソフトランディング用に用意したウエポンがコイツだ。奏者は、泣く子も黙る(?)ベルリン・フィルのバリバリのチェリストたち+ゲスト。しかし、演奏されるのは下記にもあるように、私レベルの人間にとっても馴染みやすい曲ばかりである。しかも、⑤⑥や⑭あたりはまだ想定内だったが、⑬(チック・コリア!)や①(エリントン!)などは、はっきり言って想定外であった。
さて、ワクワクドキドキしながらそっと針を下ろす…あ、CDだから針は関係ないんだ。でも、そういう “儀式” が欲しくなるような雰囲気がある。気をとり直してCDPにかけてみると…。おお、これはスゴイ。素人のタコ耳でも、かなり難しそうなテクニックを駆使して演奏しているのが分かる。こういうキャラヴァンやスペインも 「あり」 だわな。
本日只今より、私は “クラシック食わず嫌い病” を克服すべく日々努力する事を誓います。まずはナマった体を鍛えるべく、毎朝のラヂオ体操第一&第二からだな。w
それにしても、こういうのを聴くとオーディオ機器をグレードアップしたくなるんだよなあ。えーい、罪作りなヤツめ!

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# by mogerand-island | 2006-05-07 04:33 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(0)
2006年 05月 06日
大阪ソウルバラード(番外編)/Various Artists
b0082732_21334763.jpgこのシリーズがかなり売れているそうだ。ソウルバラード→ソウルバラード2→ソウルバラード番外編→ソウルバラード2005まで来ているとのこと。いやいや、喜ばしい限りである。
そもそも、このシリーズのポイントは “やしきたかじん” らしい。1作目では1曲目の 「やっぱ好きやねん」 をはじめとして、一人だけ5曲も収録されている(全15曲中)。2作目では全15曲中3曲に減ったが、別途、スペシャル・ボーナストラックとして 「やっぱ好きやねん」 のオリジナルカラオケが入っている。えらい優遇されとるやん。それを思うとこの企画、 “大阪モノ” と “やしきたかじん” という2つのキーワードから始まったのではないか…と、勝手に推測してみたりする。
で、3作目 (本作だ) は、ちょっと目先を変えて 「番外編」 なるものに仕立て上げられている。まあ確かに、2ストライクを取ったら見せ球を1球挟んで、それから改めて勝負…がセオリーだわな。同じ球も3球続ければ打たれるでしょ、なあ井川君。エースはビシッとせなアカンで。
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今回はさすがに、やしきたかじんは入っていない。というか、下記のようなバラエティーに富んだラインナップである。なかなかスゴイではないか (いろんな意味で)。糸魚川静岡構造線よりも東側に住んでいる者にとっては、普段聴く事のない曲が多くて新鮮である。構造線のこちら側に居ながらにして大阪の街の情景が浮かんでくるようだ。
個人的には⑩が特に気に入ったですわ。シンプルでエエ曲や。①も改めて聴いたらエエ曲やし、千里・万理ってこんなに歌うまかったんだ~。そうそう、サユリストの人は⑭を聴いてね。あ~、盛り沢山で嬉しいっす!
最後に業務連絡。タイガースファンは 「2005盤」 を入手のうえ、立川清登ヴァージョンの 「六甲おろし」 を堪能くださいませ (本作の⑪もよろしゅうに)。

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# by mogerand-island | 2006-05-06 13:56 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(0)
2006年 05月 05日
GILBERTO GOLDEN JAPANESE ALBUM/Astrud Gilberto
b0082732_1537218.jpg怪しい日本語講座、第2弾である。第1弾のヘレン・メリルはアルバム全12曲中で2曲だけだったが、今回のアストラッド・ジルベルトはなんと、全12曲すべてが日本語! お腹イッパイになりまっせ。
そもそも、こんなキワモノ的アルバムがなんでVerveという名門レーベルからリリースされたのだろう。
ワイドショー的深読みをしてみるに、このアルバムはVerveでのラスト・レコーディングだとオビに記されている事から…アルバムの制作契約があと1枚残っているのだけど、ひととおりの企画ネタも尽きたし、契約上でもモメたあげくに再契約は無くなったし。だったら、さっさと残っている義務の1枚をテキトーに作って、早いところバイチャしてしまった方がエエべ。とりあえずガイジンさんというだけでホイホイ金を出すエコノミックアニマルどもの所へ放り込んでおげばエエやろ…なんて考えてなかったか、誰かさん?
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というわけで、全12曲のうち、①~⑥は渡辺貞夫が別件で書き下ろした作品等を中心とした日本サイドの曲。⑦~⑫がいわゆるスタンダード・ナンバーで構成されている (オリジナルのLPではA面とB面で分かれている) 。で、アストラッドの日本語ですが、これが意外としっかりしてるんですわ。いわゆる 「ガイジンさんの日本語」 という領域は完全に超えている。下手すると、最近の若いオニーチャン・オネーチャンよりもしっかりしてるかもしれん。だって、基本的に歌詞カードを見なくても歌詞が分かるもん (音程は例によってビミョーだけど、それは元からだから w)。いや、本当に感心した。
アストラッド・ジルベルト初級者が聴くとなると少々問題有りやもしれぬが、中級者以上の方が分かって聴くのであれば、これはこれでなかなか面白いのではないかと思う。あえて言わせていただくなら、日本サイドの曲がいわゆる 「ムード歌謡」 気味になっている所を、もう少しなんとかしたかったかなぁ (あと、タイトルもなんとかしてっ!)。

曲目等

# by mogerand-island | 2006-05-05 20:07 | 音楽、映画、書籍等 | Comments(0)