2006年 04月 23日
桐朋弦楽四重奏団 ’72
桐朋弦楽四重奏団 ’72_b0082732_1858457.jpg棚を漁っていたら、こんなCDが出てきた。正直なところ私しゃクラシック・ビギナーだし、「なんでこんなのがあるんだろう?」 と思ったのだが、ライナーノーツを読んでみて分かった。
タイトルにもあるとおり、この演奏が収録されたのは1972年5月なのだが、ミキシングを担当しているのが菅野沖彦氏だったのである。おそらく、まずオーディオ評論家としての菅野氏を認知し、しかる後にレコーディング・エンジニアとして腕を揮っていた事を知り、「どれどれ、どんなもんじゃらホイ」 と買ってみた…というところだろう。
多分、自分の行動形式とオツムの程度からして、そんなものだと思う。つまり、恥ずかしながら、中身の演奏等についてはほとんど知識が無いまま買ったはずだ。
 ♪
今さらながらによくよく見たら、結構すごいメンバーではないか。
第1ヴァイオリン/小栗まち絵、第2ヴァイオリン/安永 徹、ヴィオラ/川崎雅夫、チェロ/藤原真理…
クラシックは門外漢の自分でさえ、この4人の名前ぐらいは聞き覚えがある。小栗さんは今、大阪で活躍しているはずだし、安永さんは一時、ベルリン・フィルのコンサート・マスターされていましたよね。川崎さんはあのジュリアード音楽院で先生として教えていたし、藤原さんのCDなら他にも持っているし (もっとも、あまり偉そうには言えない “風シリーズ” ですけれどね w)。
近々、心を入れ換えてチャンと聴き直しますです、ハイ。
ラヴェルはいいけれど、バルトークがちょっと重たいかなぁ…。



1986 クラウンレコード LAC-3011

●バルトーク/弦楽四重奏曲第2番 作品17/①モデラート ②アレグロ・モルト・カプリチオーゾ ③レント
●ラヴェル/弦楽四重奏曲ヘ長調/①アレグロ・モデラート ②アッセ・ヴィフートレ・リトメ ③トレ・ラン ④ヴィフ・エ・アジテ
※第1ヴァイオリン/小栗まち絵、第2ヴァイオリン/安永 徹、ヴィオラ/川崎雅夫、チェロ/藤原真理
※ミキサー/菅野沖彦
※マイク/ノイマンU-87、アルテックM-49、同M-52
※コンソール/アンペックスAM-10
※モニターSP/アルテック605B
※レコーダー&テープ/アンペックスAG-440B&スコッチ206

オリジナルLPは1972年発売。CDも含めて、中古市場で根気よく探すしかないか?

by mogerand-island | 2006-04-23 20:21 | 音楽、映画、書籍等 | Trackback(1) | Comments(5)
Tracked from 『音楽神殿』-au公式着うた at 2006-05-19 19:26
タイトル : 癒しのクラシック着うたサイト
《音楽神殿》は、演奏家とファンとを着うたと新着情報で結ぶ、まったく新しい本格着うた参A4任后・▲・札垢呂海舛蕕・蕁崚Z-webトップメニュー」→「カテゴリで探す」→「着うた」→「クラシック・ジャズ」→「音楽神殿」... more
Commented by tanbajin at 2006-04-24 00:38
こんばんはー。おじゃまに来ました。
まさに知識が迸る、素晴らしいブログですね。
勉強させて頂きますm(_ _)m。
Commented by mogerand-island at 2006-04-24 10:38
tanbajinさん、七番乗りです。おめでとうござりまするるる!
こちらからも、両方のブログにリンクさせていただきました。
末永く、よろしくお願いします。

>まさに知識が迸る、素晴らしいブログですね。
アハハ、褒め殺し?
ご安心ください。遠からずメッキが剥がれて本性が現れますよ。
そこからが本当の勝負です (誰と戦っているんだろう?)。
Commented by tanbajin at 2006-04-25 07:18
両方ともリンクして頂きましてありがとうございます。
また、数ヶ月で変わるかもしれませんが(^^;。

楽しみに訪問させて頂きます。
Commented by まるせいご at 2006-04-26 00:39 x
こんばんは。 
開設おめでとうございます。
とても勉強になります。
これからも愛読いたします。
Commented by mogerand-island at 2006-04-26 11:26
まるせいごさん、八番乗りです。おめでとうござりまするるる!
こんな、しょぼくてしょっぱいブログへようこそです。
勉強になる…かどうかは分かりませんが、とりあえず、
箸汚しのつもりで、気が向いたらお越しください。
末永く、よろしくお願いします。


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