2006年 10月 16日
ASSAM
ASSAM_b0082732_9384252.jpg見慣れた学生街も 新しい時期(とき)を迎え
顔ぶれも いくらか変わっていたけれど
ゆるやかな坂道を かたまってやって来る君たちの
笑い転げるさまは いつもと同じ そしてその脇をそよぐ風も

陽差しはまだ強いけれど 夜はもうかなり長い
かすみ草の季節も もうすぐ終わる
大事そうに抱えている 少し色褪せたノートには
いつかそっと姿追い始めた 人のことでも記(しる)してあるだろうか

両の手 あふれる かすみ草 いつもの笑顔をそっと添え
その人を訪ねる前に 紅茶(おちゃ)を一杯飲んで行きなよ
他愛ない話に 心ゆだねれば
もうその花も ドライフラワーになることはないだろう

たとえば些細な出来事で 笑うことがあるよね
きっかけがあれば 泣くことも出来るよね
ゆるやかな坂道を 何気なく歩いて行く君たちも
笑い 泣いては 今を生きているんだね そして時にはうつむきながら

ある日 ある時 やるせなさ 想い あふれそうになったら
飛び込んでおいでよ ここへ 紅茶を一杯飲んでごらんよ
他愛ない話に 心ゆだねれば
また扉を開け 足を踏み出せる いつもの笑顔のままで


by mogerand-island | 2006-10-16 00:59 | LYRICS | Trackback


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