2007年 02月 01日
鹿島鉄道に乗ってきたッス~5
鹿島鉄道は、本年4月1日をもって営業終了 (廃線) が決定しております。平たく言えば、赤字続きで存続不可能ということです。もちろん存続運動はいろいろと行なわれたのですが、結局、残念な結果に終わってしまったわけです。
赤字私鉄路線の存続運動では、千葉県の銚子電気鉄道の話が耳新しいかと思います。ぬれ煎餅を売ったり、現役のプロ野球選手が応援したりと、従来の存続運動とはまた一味違った運動を展開しました。
鹿島鉄道も同じように存続出来たならば良かったのでしょうけれど…
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今回は諸々の時間制約もあったため、全線乗車は残念ながら出来ませんでした。乗車区間は、 常陸小川 (ひたちおがわ) →石岡 (いしおか) 間です。
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お決まりのカット、常陸小川の駅です。1929年 (大正13年) の開駅なので、70数年もの歴史があるのですね。パッと見は、窓がサッシだったりするのでもっと新しそうに見えますが、近づいてよーく見ると、「やはり、それだけのことはある」 と納得します。
鹿島鉄道に乗ってきたッス~5_b0082732_222828100.jpg
いやいや、この時刻表なんぞはエエ味出しているじゃないですか。手書き文字の不揃いさ加減がヨロシイでんな (笑)。
あと、写真を撮り忘れましたが、切符を買う窓口も木枠 (もしかして開駅当時のままか?) です。
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この常陸小川駅があるのは、小美玉 (おみたま) 市です。近隣の、小川町 (おがわまち)、美野里町 (みのりまち)、玉里村 (たまりむら)の3町村が合併して出来た市ですが (ウーン、分かりやすいっ! w)、その中の旧小川町の、いわゆる市街地から少し外れた所にあります。ですから駅名に 「小川」 と付いていますが、住所上は玉里村です。ややこしいっ!
もう少し、町の中心部に近い所に駅があれば、また違っただろうになあ…と思った次第です。
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駅前には、「ながい」 という御菓子屋さんがあります。1日20個限定のバナナクレープが美味しいらしいです。食べたかったのですが、正月だったので休みでした (涙)。

by mogerand-island | 2007-02-01 23:11 | イッてきたッス/鹿島鉄道編 | Trackback | Comments(0)


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